カヤノヒメ
鹿屋野比売神
草の神
イザナギ・イザナミの子供です。
神名の「カヤ」は萱のことです。萱は屋根を葺くのに使われるなど、日本人にとって身近な草です
後に山の神であるオオヤマツミと夫婦になり、大地の神様、霧の神様、峡谷の神様、山で人を惑わす神様を産みます。その神産みは、四季豊かな日本に繋がっています。

この神社では、漬物の神様として祀られています。この土地の人々は神にウリ・ナス・タデなどの季節の食物を供え、海から取れた藻塩もお供えし、「五穀豊穣」をお祈りしました。
漬物の起源に関する逸話があります。多くの「供えた野菜」が腐ってしまうので、海で取れた塩と共に瓶の中に入れておいたところ、調度良い味の塩漬けになりました。雨露に当たっても変わらぬ不思議なその味を神からの賜り物とし、その不変性から万病を治すお守りとなったと言われています。
ある悲しいストーリーによって、多くの和歌が読まれた場所でもあります。言い伝えによると「あわでの森」の由来は、ミヤズヒメが、戦いで傷ついたヤマトタケルに会うためこの森まで追ってきましたが、結局、彼女はもう会うことはできませんでした。そのことから「会えなかった森」という名前になったといわれています。
一方のヤマトタケルは、後世にこのような悲しい出来事が起こらないように願い、雌と雄の木を植えました。それが、神の木「連理の榊(れんりのさかき)」です。現在、神の木は枯れてしまいましたが、当時はこの榊の葉を借りて祈ると良縁の願いが叶うと信じられていました。
平安時代に、なかなか皇后のできなかった陽成天皇が祈願したところ、願いが叶い、さらに皇子様まで授かりました。以後、縁結びのご神木として多くの人に崇められていたといわれています。
< 写真提供:©萱津神社>
萱津神社
カヤヅジンジャ
御祭神
鹿屋野比売神
創建
不明
社紋
五七の桐
住所
愛知県あま市上萱津車屋19
最寄駅
名鉄本線須ケ口駅 徒歩15分
電話
052-444-3019
祭
香の物祭
8/21